心配性な人は常に最悪な未来と最高な未来を想定しておこう

 突然の大地震、大企業の倒産…現代はいつ何が起きるかわからない不確実な時代です。『心配性な人は常に最悪な未来を想定しておこう』とは、備えあれば憂いなしと語りかけています。

ただただ心配になっているだけでは不安は解消されません。そこで、最悪な未来を想定し対策を講じることで、なにもしないよりかは安心できます。

 以下、もっと詳しく説明していきたいと思います。そこまで心配性でない人にもリスク管理として役立てていただけると幸いです。

 

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1.最悪な未来と最高な未来をリストアップする

 まずカテゴリー分けから始めましょう。家族の未来、仕事の未来、自身の健康、財産について、と自分の人生に関連性が深い事柄をピックアップして大きくカテゴライズします。

◎マイカテゴリー[例]

  • 家族の未来
  • 仕事の未来
  • 自身の健康
  • 財産…

 

 次に各カテゴリーでそれぞれ最も起きてほしくない未来を想定してみます。ここで家族の事故や不慮の死といった偶発的で回避できない事態まで想定するか、程度はあなたの自由です。あくまでも頭の中での妄想にすぎないということは忘れないようにしましょう。

そうそう、1つ大切なことをお伝えてしておきます。深刻に考えすぎてネガティブマインドに陥ってしまうとよくないため、各カテゴリーで最も起きてほしい最高の未来も同時に想定してみてください。未来は自分次第でもあると少し希望が持てるかもしれませんよ。

2.最悪な未来から逆算して具体的に対策案を出す

 第二段階では、具体的な対策を考えていきます。大別して2つのパターンがあります。最悪な未来を回避するための防衛策と、最悪な未来が起きてしまった時の心構えや現実的な行動リスト、何らかの費用がかかりそうな場合は予算まで。両方を想定しておくとよりベターです。

 最悪な未来がいつ起きるか、起きる確率は何%かまで見積もって、対策を実行する期限を決めて計画を立ててもよいでしょう。考えたらキリがないとはいえ、そこまで具体化すれば「ほとんど心理的なダメージに対する恐怖心なのではないか」と心配性が軽減される可能性だってあります。

◎マイカテゴリー[例]

  • 家族の未来
  • 仕事の未来 ⇒A.最悪な未来を回避するための防衛策

          >いつ起きるか?起きる確率は何%?

           対策実行の期限はいつまで?

             B.最悪な未来が起きてしまった時の心構え・行動リスト・費用

          >いつ起きるか?起きる確率は何%?

           対策実行の期限はいつまで?

  • 自身の健康
  • 財産…

 

 ここで注意点を挙げておきますと、心配性な人は他人を巻き込まないようにしましょう。些細なことを大騒ぎする傾向にあるのも心配性な人の特徴です。最悪な未来を想定して対策を実行するのは自分が安心するためであって、他人には関係ないことです。

大切な人とは最高な未来についての話を一緒に楽しく共有して、ネガティブな話題はほどほどにした方がよいかもしれないですね。

 

 また、書籍やインターネット、知人との会話から情報収集もしておきましょう。

自分が想定した最悪な未来に近い案件が現実に事故や事件として起きていないか、どんな対策・解決策を実践したのか、参考になる事例をたくさんクリップして有事に備えて保存しておきます。なお今日では使えない旧い情報ではないか、事実確認も怠らないよう注意してください。

それでも情報が集まらないときは・・

見えない部分は悪いことを想定する

 新製品を開発したときのお客様の反応とかライバル会社の動向とか、世の中わからないことだらけです。予想はできるかもしれませんが、すべての情報を知ることはできません。このようにすべての状況を知ることができない問題を「部分情報問題」といいます。

(中略)

 部分情報問題では絶対に正解は出せません。問題を解くのに必要な情報の一部が与えられていないからです。絶対的な正解がないということは、正解を求めるよりも、絶対的な不正解、大間違いをしないことのほうが重要になります。

 

 そのために考え出したいちばんいい方法が、

「自分が知りえない情報、目の前にあらわれていない情報はすべて、自分にとっていちばん都合が悪い」

と想定しておく方法です。

 いちばん都合が悪いと想定しておけば、どんなに状況が悪くても想定したのと同じ状況ですし、実際にはほとんどの場合、想定した状況よりも実際の状況のほうがいいということになります。

 

出典:ジャンボ機長の状況判断術 (PHP新書)

3.失敗や傷ついた経験も財産になる

 心配性な人の周りには「考えすぎだよ。そんなこと起きないって」と楽天的な人がいる場合もあります。実際パートナーがそのような人物である方がバランスがとれていますね。

確かに最悪な未来はほとんど起きる確率は低い気がしますが、棚からぼた餅なんてあり得ないのが現実です。地震対策ぐらいは行っておきたいところです。

 とはいえ、転ばぬ先の杖を何本も手に入れるために奔走するのも馬鹿馬鹿しい話です。時には失敗して痛い経験をするのも思い出になりますし、いろんなトラブルに遭遇しているうちに度胸がついて、心配性から卒業できているかもしれませんよ。

 

 

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